2017年02月21日

2017年度(H29年度)のふるさと割はどうなる?ふるさと旅行券を考察。

 2017年度(平成29年度)のふるさと割・ふるさと旅行券の発売についてどうなるか?昨年も年末に個人的な見解を発信しましたので、今年も改めて予想したいと思います。

 見解なんぞよりお得情報を求めてこられた方は、トップページよりどうぞ。

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 まずは、2016年度を振り返ってですが、なんといっても「九州ふっこう割」が盛況でした。4月に発生した熊本地震で打撃を受けた九州の観光支援が目的でしたが、7〜9月の第1期分で速報値ながら約147万泊に達したそうです。第1期分と第2期分(10〜12月)と合わせた目標は150万泊だったので、9月までにほぼ達成したことになります。そして、10月には鳥取県を震度6弱の地震が襲いました。「鳥取ふっこう割」を政府主体で実施するかは、これからの検討となりますが、鳥取県内のいくつかの自治体が独自にふっこう割クーポンの配布を行いました。いずれも復興が目的なので、喜べるものではありませんでしたね。

 2016年春には、プレミアム商品券やふるさと旅行券の発売が政策の骨子に組み込まれていましたが、8月2日に閣議決定された経済対策にて、見送る方向となりました。群馬県など2015年度のふるさと割事業が盛況だった地域は、自治体の予算で2016年度も旅行券を発行するのではと予想していましたが、残念ながら至りませんでした。

 2016年度、商品券や旅行券の発行政策が見送りとなっただけに、2017年度も大体的というのは難しいかと思います。独自で実施する自治体はあるでしょうし、2016年度の平行線といったところでしょうか。ふっこう割はない年であって欲しいものです。地震はこりごりです(^^♪。自治体は、ふるさと割がなくとも観光客が集まる観光資源を生み出す力が求められます。観光業界全体が、さらなる試練の年になりそうです。

◆2017年1月以降の九州ふっこう割について
 九州ふっこう割は、2016年12月をもって終了となります。上記にも記載したように当初の目標値をはるかに超える結果となりましたので政府としては延期する必要がありません。ただ、熊本県内の一部の地域では、ふっこう割の恩恵を充分に受けられず、今後の復興支援を必要としています。2017年以降の継続の要望書を政府に提出している地域もあるので、自治体単位でなんらかの形で観光支援がなされる可能性はあります。

■2017年2月22日追記
2017年度のプレミアム商品券の情報はこちらで更新しています。
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****** 以下、2015年12月に記載した記事となります ******

 大晦日いかがお過ごしでしょうか?今年1年の私の生活を振り返えると、やはりこの「ふるさと割事業」とは切り離せない1年となりました。今年3月に当サイトを開始して以降、特に6月くらいからは本格的に忙しくなり、多くの方に記事を読んでいただきました。旅行会社や自治体の方から直接掲載依頼があったり、新聞社やテレビ局の方から調査や取材もあったりで、個人ブログにはもったいないほどの交流が生まれました。まずは、訪れていただいた皆様に厚くお礼申し上げます。

《平成28年3月15日追記》
28年度のふるさと割 最新情報はこちらの記事にて


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 さて、本日は「ふるさと割事業」の1年を振り返って、平成28年度以降の観光事業を考えたいと思います。11月くらいから来年度の旅行券発売はどうなる?という質問メールがあったり、旅行会社の方とその話題について話す機会が度々ありました。メールには簡単に個人的見解を返信させて頂いているのですが、せっかくなので記事として書かせていただきます。難しい話でなく、こうなれば良いのにという意見程度だと思ってください(^^♪

 平成26年末に2014年度補正予算として「地域住民生活等緊急支援交付金」という予算が配賦されました。この事業の一つ「地域消費喚起・生活支援型」と呼ばれるものに約2,500億円の予算が確保されました。名称通り「自治体が実施する地方における消費喚起策や住民の生活支援策に国がお金を支援しますよ」というものです。この事業の中には、今年全国で話題となった「プレミアム商品券」があり、予算約1,600億円が充てられました。「ふるさと名物商品券」「ふるさと旅行券」を扱う事業にも約600億円の予算が充てられました。

 かくして平成27年度より多くの自治体でふるさと名物や旅行券の販売が始まったわけですが、まずは石破茂地方創生担当大臣のお膝元鳥取県が先駆けとなり「とっとりで待っとるけん」が4月に発売され、わずか4分で完売というニュースが話題になりましたね。その後、全国的に広がり本日に至っていますが、販売のピークは6〜8月だったと思います。

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 今年は、旅行券のほかにも「インバウンド」という言葉にも注目が集まり、訪日外国人旅行客数が過去最高を記録しました。それに連動し「民泊」や中国人による「爆買い」というキーワードを何度も耳にしたかと思います。「旅行・観光」というジャンルにこれほどスポットが当てられた年はかつてなかったのではないでしょうか。国内の観光事業はこれらがきっかけとなり、大きな特需となりました。

 さて、私も気になる平成28年度のふるさと割事業の展開ですが、まずは予算的な部分から考えると今年の規模で継続するのはまず不可能です。これは、話をしていた旅行会社の方も同意見でした。来年度の新設予算で観光事業のメインとなりそうな「地方創生の深化のための新型交付金」が案として組まれていますが全体で約1,080億円、自治体が半分を負担するので事業規模ではその倍ですが、観光事業に利用されるのはその一部ですので今年ほどの予算確保は期待できません。

 ただ、今年のふるさと割事業が大きな効果をもたらした自治体は、自らの予算(自治体である程度自由に使える予算)をつぎ込んで継続する可能性があります。そもそも茨城県や奈良県などの一部の自治体では数年前からプレミアム宿泊券をそれらの予算を用いて発行しています。なので平成28年度のふるさと旅行券の発売は、今年度よりかは減るが、平成26年度以前と比べると増えるというのが私の見解です。

〇過去に販売されたプレミアム宿泊券
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 新聞・雑誌でプレミアム商品券、ふるさと割がばらまきだ!選挙の票集めだ!不公平だ!という記事も多くありますが、震災や災害にあった地域の観光業界にとって復興のチャンスとなったのも事実です。今年、いくつかの観光協会の方とお話する機会がありましたが皆さん同じように「今年はきっかけに過ぎない。課題は来年度以降にどうつなげるかです。」とおっしゃっていました。かつてのようにばらまいて終わりにしてはいけないという想いを多くの関係者が持たれているので、生きたお金になり始めているのではないでしょうか。

 最後に個人的な感想を言いますと、事業継続は大いに結構ですが、正直今年以上のペースになるとブログを継続するために会社を辞めねばなりません(>_<)。なのでもう少し穏やかなペースで継続して欲しいと思っております(^^♪。

 事業も終盤となりましたが、1月にはクーポン配布がありますのでぜひ活用してください。現在調査協力させていただいているメディアもあるので注目度はまだまだ高いです(特集されるかは未定です)。こちらは記事にして良い許可が取れましたら、紹介したいと思っています。お得な情報もできる限りお伝えしたいと思っていますので、来年も当サイトをよろしくお願いいたします。



posted by 誠太郎 at 00:00 | Comment(2) | 注目のふるさと割 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
誠太郎さんに感謝感謝です!!!昨年度はこのHPすごく利用させていただきました。毎日「今日はどんな内容かな」と見るのが楽しみでした。このおかげで、普段行くことのできなかったちょっと高級宿に宿泊できたし、行かない地方も足をのばしました。そんなきっかけをくださり、うれしかったです。最後に今月末にも旅行を予約。60を過ぎ暇人な夫婦に楽しみをありがとうございました。
Posted by 寺田 由紀子 at 2016年01月09日 10:06
 コメントありがとうございます。

 ご夫婦での楽しい旅行のきっかけの一つにこのサイトがなったのであれば、嬉しく思います。本業をしながら記事を書いていたので更新もままならなかったですが、定期的に見に来ていただいて、こういうコメントをいただけることがなによりの励みとなります。

 来年度、ふるさと割事業がどのようになるかわかりませんが、わずかなりでもあるのであれば引き続き、記事を書いていこうと思います。月末の旅行(温泉かな?)、楽しんできてください。

Posted by 誠太郎 at 2016年01月09日 19:11
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